トップカンファレンス

現在トップカンファレンスに参加中.今回嬉しい事に日本からの発表があったのだけど,中身が非常に面白かった上に評価が網羅的であったのでこれは採録されてしかるべき仕事であることがすぐにわかった.
日頃自分は国内外の会議でよく質問をする方なのだけど,トップカンファレンスはつい身構えてしまって(*)質問をぐっと飲み込んだりオフラインでしか質問していなかったのだけど今回は思い切って本会議でも何度か質問をしてみた.これはなかなか良い経験になったように思う.前回の会議で話した研究者とも顔見知りになりつつあったり,競合するネタに取り組んでいる研究者とも話すことができたので,今後もっとサークルを広げていきたいところ.国際会議は時差とか長すぎるバンケットのせいでどうも体力を失ってしまうのだけど,また研究意欲がふつふつと湧いてきたのを感じる.

(*) 昔とあるトップカンファレンスのフリーディスカッションの時間で「prestigious な会議では英語ができない研究者を排除すべきだ」と口角泡を飛ばして大声で主張したとある米国大学の教員を見て以来,つい萎縮してしまうようになってしまった.が,聞く価値のある聞きたいことがあれば気にせず質問するようにしてみよう.