今年の変化(1)

今年の3月末に久々にスーツを着用することになったのだけど、予想通りズボンが入らない。まぁ良い機会だから新調するかと近所の格安紳士服チェーン店に行ったまでは良かった。いざ試着してみると、ことごとくズボンが入らない。さすがにこれは大きいかなぁなんて思いながら「念の為」にキープしたものですら、腹の肉が収まらず、臍の下あたりが何かに挟まれて痛い。それに息を吸った状態にしないとボタンがブチギレて弁償する羽目になるので、息を止めてプルプルしながらそそくさと着脱を繰り返す体たらく。結局、無理なく入ったズボンのウエストはなんと100cm(正確には98cm)!まじか・・・ガリガリ君だった自分がまさかそんなことになるなんて・・・お買い上げしたスーツのサイズはBB7。スターウォーズに出てくるあの丸っこいキャラクターを彷彿させるナンバーに、暗い気持ちになる。(昔はY7でも緩かったのに!)

 

過去を振り返ってみると、2005年にD論書いている年に、体重の自己最高記録を叩き出したのだった。その頃の写真を見ると、明らかに顔がむくんでいるのだけど、なぜか食べ物を前に笑っていて、彦麻呂のようであった。この時に叩き出したピーク体重は、その後D論の執筆完了とともに緩やかに収まっていった。それ以来、数kg単位の体重増減はありつつも、そこそこの範囲に収まっていた。が、今般の1年に及ぶ巣ごもり生活の結果、過去の最高体重をもゆうに越えてしまった。そしてウエスト1メートル。これには流石にショックを受けて、なんとかせねばと誓ったのであった。いわば個人の緊急事態宣言である。(つづく)