粉瘤切開日記 (3)

昨日の痛みを思い出して足取りは重かったが、渋々と通院。懸案の患部はあっさりとガーゼの交換だけで完了してしまい、拍子抜けした。(ちょっと痛かったけど)ただ、毎日担当医が変わっているので、ちゃんと引き継ぎがなされているかは不安な限り。そうこうしていたら、炎症していない背中にある粉瘤に話が及び、急転直下今日取ってしまいましょうという話になった。ちょうど外科の外来が空いていることもあり、またもやその場で手術と相成った。こちらもいつかは取ろうと思っていたのだけど、こんな機会でもなければまた先延ばしになると思い、手術を承諾(まぁそんな大げさなものでもないのだけど)。胸部のときと同様に手術台に寝かされ、麻酔をざくざくと打ち(液がたれてきて冷たいのは大丈夫だったのか)、メスで切ったような感覚を少し覚えつつ、多くは腫瘍の袋を引っ張られているような感覚が続く。痛みはないが時間がかかり、処置には30分くらいかかった。検体は念の為に検査に回すということであったが、記念に写真を撮影させてもらった。中の液体のようなものは術中に漏れ出てしまったようで(おそらく破れたのだろう)、外側の袋だけ。かなり大きいものが入っていたことがわかった。会計中にブログ記事を調べると麻酔が切れたら激痛という記述を見かけ(条件はかなり違うのだけど)、また恐れ慄いていたのだけど、結局大した痛みが出ないまま今に至る。明日も通院してくださいと言われたのだけど、おそらく明日で終わりかなと思われる。というわけで、顛末としては傷口はまだふさがっていないけど、一件落着ということで、地味な手記もこれでおしまいです。

 

追記

時間が経過して麻酔が切れてきたらちょっとは痛いですな・・・