粉瘤切開日記 (4)

後は自然治癒モードに入ったのでもう書くことはないと思っていたのだけど、今日通院したら、まだ傷口に嚢腫の残骸があるから、取っておきましょうと担当医師に言われた。ちなみにここまで担当医師は全員違う人なので、医師によって所見や処置が違うということがよくわかった。それはそうと、その医師が看護師に持ってくるように頼んだのがあの鋭匙(えいひ)である。それを聞いた瞬間に絶望的な気持ちになるのに追い打ちをかけるように、「ごめんねー意地悪するわけじゃないんだけどさ」とサディスティックな口調で話しかけてくる医師。そして処置が始まると案の定激痛が・・医師は「麻酔もなしにこんな痛いことするなんて残酷だよねーごめんね」なんてことを言っている・・。その処置はしばらく続き、最後に取れた嚢腫の残骸も見せてもらったりした。医師曰く、「酒粕」みたいなものを取っておいたほうが治りが良く、再発もしにくいとのこと。ただし、見えるところだけやったので、100%取れたとは言い切れないとも・・

今回の処置は激痛は激痛だけど、案外耐え難くもないかなんて思ったりした。辛さと同じで、連続して刺激を受けていると段々慣れてくるものかもしれない。そうは言っても次回の通院は気が重い・・