扁桃腺切除手術 Day 9-10

昨日から今日にかけて、大いなる進歩があったように感じる。
薬が切れたであろう時間になっても耐えられる。唾や痰がそれほどたまらなくなりつつある感じがする。さらに、普通の菓子(ルマンドホワイトロリータハッピーターン)も食べることが出来た。
完治までもうあと一息か。

表1: 扁桃腺切除手術における主観的な痛みの経時変化。痛みは0が無痛、10が最大の痛み。

日時 薬が効いている時 薬が効いていない時 備考
Day 1 0 0 手術前
Day 2 4 4 点滴中なので基本的にずっと効いていた
Day 3 3 3 点滴中なので基本的にずっと効いていた
Day 4 2 2 点滴中なので基本的にずっと効いていた
Day 5 2 2 点滴中なので基本的にずっと効いていた
Day 6 1 5 経口薬に移行
Day 7 1 8 経口薬に移行
Day 8 1 7 経口薬に移行(退院)
Day 9 1 6 経口薬に移行
Day 10 1 4 経口薬に移行


今まで生きてきて最大に痛かったのは、臍炎(さいえん)という奇病にかかったときのこと。これについては以前に長文の文章を書いたのだけど、残念ながらどこかに雲散霧消してしまった模様。治療時にゾンデという器具を使うのだが、その時の痛みたるや、まるで「鳥葬」。臍を容赦なくワシだかなんだかの凶暴な鳥に、ものすごい勢いでついばまれ続けている状況をご想像頂きたい。しかも臍をアタックされているのに、肛門の下あたりまで激痛が走るという地獄の業。胆石の疝痛すら凌ぐ強烈な痛みであった。あの時の担当医師の名前も忘れもしない。