• 最近非常にいい感じです。先月あまりにハイペースで飛ばしすぎてVDT症候群になったり、体調がおかしくなっていたのですが、風呂に長時間つかったり、少し休憩を入れるようにしたり、意識的に友人と遊ぶ時間をとるようにしてからまた調子が戻ってきました。今は仕事している間が楽しくてしかたないです。なんでも継続すればそれなりに出来るようになってくるものだという手応えが出てきました。もうあと2ヶ月少しすると帰国なのですが、帰ってからも今以上のペースで仕事に没頭できればいいなと思っています。
  • こちらに来て思うのは、やはり人との対話は大事ということです。ネットがあれば新しい論文も出た瞬間に手に入るし、有名な講演ならビデオでみることもできます。しかし、人とのカジュアルな対話や、youtube, google video で公開されないトークにこそ新しいことのヒントとかが隠されていたりするものな気がします。帰国してからいかにそこのギャップを埋めて行くかは大きな課題になると思っています。定期的にトップカンファレンスには出席することはとても大事だと思います。CS系の場合の悩みは、トップカンファレンスがあまりに競争が厳しく、自分の paper を持って参加する事が非常に難しいことでしょうか。(予算的な制約などから)聴講するだけで参加ということがなかなか許されない(許される組織の人は非常に恵まれてます!)ので、なかなか参加できない→リサーチコミュニティの先端の情報から遅れるというスパイラルがある気がします。もちろん流行にのっているだけではダメなのですが、実際多くの人々が使うエンジニアリング的な対象を扱っている以上、何が大事なのかはおさえておく必要がありますし、自分の成果のアウトプットのストーリーを作る上で(SIGCOMMに通すにはこれが一番大事だと多くの人が言っているのを聞きました)これからのネットワークがどのような方向で発展するかを convincing に伝えるには、世の中的な潮流は無視できないと思います。ネットワークは一人だけで作るものではありませんので。そういった意味で、来年以降も今と同じような環境を周りで作れるかは一つの大きなチャレンジになると思っています。ちなみに先週面白いトークを聞き、来週も面白いトークを聞くのですが、いずれこの場でご紹介するかもしれません。