仕事

どうも締切が終わると少し余裕が出て日記を書くような気になる.今月末は競争的研究資金のプロポーザル2本を提出したが,なかなか骨の折れる作業だった.結果は春になるまでわからないが,日頃自分がやりたいと思っていたことを research statement として明文化した作業は意義があったように思う.

その研究計画にも関連して最近とある技術を体系的に学びたいと思っているところだが,ご多分にもれず「王道」はない.十分に時間を割かなければ習得することはできないだろう.ここからの勝負はそういうまとまった時間をかけていかに新しい知識・技術を深く身につけることができるか,ということになりそう.専門家であるには新しい技術に関しても深い知識をもたなくてはいけない.学際的領域を開拓していくような仕事をする場合,どれかの分野に軸足を置きつつも,各々の分野について専門家レベルの知識を身につけることが成功の秘訣ではないかと考えている次第(まぁ当たり前か).