先月の投稿は久々のフルペーパーだったのでかなり苦労したが、今回はショートペーパーなので余裕がある（気がする）。転職する前の1〜2年は本当に論文を時間的 and/or 精神的に書く余裕がなかったので論文作成作業はしばらくご無沙汰していたが、うまく環境を得て連続してやり続けると作業に慣れてくるように思う。これは論文書きにかぎらず何でも継続すればだんだんコツをつかんでスピードも上がるというのと同じであると思われる。ただ慣れるのと質が高まるのはまったく別とは言わないまでもわりと独立した事象かもしれない。質を高める作業のイロハを知ることと、それに慣れることが必要か。そもそも作業を始める前に何をするか（あるいはしないか）の見極めが大事だと思う。美味いコーヒーを淹れるのに良いドリップ方法に習熟することは重要だけど、そもそもどの豆を選択するかが本質であるのと近いか。逆に豆は良くても焙煎、ミル、ドリップのどれが悪くても失敗する。
