ゴダールのマリア

ゴダールの映画を鑑賞するのはたしか2回目なのだけど、これは80年代の作品にも関わらず難しかった。キリスト教の知識がないとつらいのだと思う。ゴダール作品は古いほど難しいそうで、これは昔の技術では表現できなかった内容を視聴者の脳の中で補完させることを意図して作品を作っていたからだそう。二部の方は主人公であるマリアの処女受胎の話なのだけど、これでもかというくらい裸体シーンが満載です。

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追記:そういえば昔、深夜テレビだけを唯一の娯楽としていた頃、TBSのイカ天の後がま番組でエビ天(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%AE%85%E8%A3%95%E5%8F%B8%E3%81%AE%E3%81%88%E3%81%B3%E3%81%9E%E3%82%8A%E5%B7%A8%E5%8C%A0%E5%A4%A9%E5%9B%BD)というのがあって、常連だった薮下監督の映画ってすごく不条理でカット割りとか時間軸の分割の仕方とかって今にして思うとゴダールの影響を受けているんじゃないかなぁと思いました。素人目にはキューブリック映画もこれに通ずるものがある気がします(超感覚的な映像という観点で)。
さすがyoutube。薮下監督が作品ありました。金監督になった作品です。・・・が、こんなもんだったけかなぁ^^;当時は毎週欠かさずみてたんですが。狂気的な映像であることには違いないんですが、少なくともこの作品は上で書いたゴダール云々の雰囲気とは相当にかけ離れています。過去の記憶は美化されるものなんですかねぇ。他の監督の作品だったのかもしれません。