シャンハイ・ヌーン

これもバス内にて。たしかADSLがはやりだしていた頃に当時にしてはわりと高画質な予告編のストリーミングをばんばん流していたので、なんとなく気になりながらも結局見ていなかった映画です。タイトルはハイ・ヌーン(これも未見)のパクリ(オマージュ?)だと思われますが、西部劇+カンフーなテイストで中国人とアメリカ人の心の交流を描いたような話です。ジャッキー・チェン主演なのでアクションがものすごいかというとそれほどでもなく、ストーリーも異邦人がアメリカでがんばる、好きな人のためにもがんばって最後はハッピーエンド、みたいなお気楽な話でちょっとイマイチでした。ところで英語のクラスで一緒だった中国人の教授(社会科学)が、どんなに英語が流暢になったとしても心の底からアメリカ人と友達にはなれないであろうと言っていたのを思い出しました。このあたりは友達の定義によるんでしょうけどね。

ちなみにジャッキー・チェンが演じる主人公の名前はチョン・ウェンで、これはジョン・ウェインのパクリ。今回の旅行で訪問したモニュメント・バレーではジョン・フォード監督ジョン・ウェイン主演の西部劇を撮影していたそうな。
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