不都合な真実

先週のデーブの英会話は今セメスタ最後のクラスだった。少し間が空いて、つぎは6/1から。最後のクラスはグレゴール先生が不都合な真実を見せてくれた。アル・ゴアの英語は発音がとてもきれいで非常にわかりやすい。といっても字幕なしだとよくわからないのだけど・・・。とてもよくできたドキュメンタリーだと思うけど、やや感情的に過ぎるというかちょっとずるい見せ方じゃないかなぁと思った。特にアル・ゴアに影響を及ぼした個人的な人生の経験が随所に織り交ぜられているのだけど、これは聴衆の心をつかむための演出だよなーとちょっと冷めてみてしまう。最後の「これまでの歴史で幾多の困難を乗り越えてきた我々ならできる!」的な締め方はいかにもアメリカ映画っぽいし。温暖化問題そのものについては実際の数値を自分で計測したり分析した訳ではないので真偽のほどはなんとも解釈しがたいものがあるのだけど、しかし数ある大事な問題のひとつであることは間違いないと思う。そういう意味で改めて問題を考え直してみるにはとても良い機会を与えてくれた映画だと思うし、トータルとしてはとても面白かった。
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