今日の出来事

  • 8:00 起床
  • 仕事メールをチェック。朝食。ゴミ捨て等々。
  • 10:00 バスで通学。オフィスに到着。まず例のネタの計算結果をチェック。まだまとめきれないが、やっぱり予想通り既存方法の焼き直しに過ぎないかなぁということがわかる。と、E教授から今日のミーティングのメモが送られてきたので、読む。おぉ、なるほど、たしかにこういうアプローチがあるなあ!と感動。が、わからないところも結構あり。しかしこういうことを思いつくには、そもそも既存方法の枠組みから外れないといけない。かつ、確実に答えがでるかもわからないのだけど、時間をある程度考える余裕も必要だと思う。やはり答えがすぐに出そうな問題ばかりを取り上げててはいけないってことだなぁ(当たり前だけど)。
  • 13:30 - 14:40 E教授とミーティング。
    • 研究の始まりってこういう感じなんだなぁということがわかってとても貴重。あまりに基礎的な事ばかり聞いてしまったが、やさしく教えてくれた。教えてもらってちゃんと理解した上でもう一度アイディアを見直してみて、うーむ、なるほどなぁと改めて感心。さらにこのアイディアが実際にうまくかどうかの結論はまだ出ていないのだけど、出ていないなりにある程度の見通しをちゃんと立ててあるところがさすがだよなぁと思う。次回までの宿題が出たところでまた意欲がわいてきたぞ!
  • 14:45 遅めの昼食
  • 15:00〜 早速そのネタの追試。今度は最初からCで実装。とある乱数の発生が必要なので、Gnu Scientific Library (GSL) をはじめて使ってみる。この手の計算をやる場合、今までは Numerical Recipe 一筋だったのだけど、GSL はよくメンテナンスされているようだし、ドキュメントもかなり充実しているので、計算対象によってはこれからも頻繁に使いそうな予感。あとソフトを公開するようなことになれば、ライセンス的にもGPLなのがいいかもしれない、のかな。こういうcontroversial な話もあるようだけど、本当に気になるところはどのライブラリを使うにしてもコードと元の教科書なりを追いかけないと駄目だと思う。(が、まだ元教科書は追ってない‥)
  • 19:00 とりいそぎ最尤方程式につっこむところまでは完成したのでちょっと小休憩。うーむ、これだけ作るのに4時間もかかってしまったのか‥。ちょっと特殊なことはしてるのだけど、前に一度同じようなことをやっているのでこれでも大分早くできたと思ったのだけど。しかしそれにしてもスコープが違うとはいえ、世の中にはものすごい人がいるもので恐れ入る。自分はプログラマではないし、大規模なソフトウェアを作るのが仕事でもないので単純には比較はできないけど、それにしても1日1万行ってメールとか論文を日本語で書くにしてもそれだけの量をキーボードで入力できるかどうかも怪しいな・・・ (^^; この能力というのは、どなたかがコメントしていたように音楽とか将棋の例えがいいえて妙であると思った。プログラミングでそこまでものすごいレベルに到達しなくても、研究者の場合は研究のネタ作り、サーベイ、論文書き、プレゼン能力、研究コミュニティにおけるソーシャルスキル、(ボスになったら予算捕り能力)等々他にも大事な尺度があるので、あわせ技で勝負できるといいのだけどね(十種競技みたいな感じだろうか)。
  • 21:00 ようやくバグがとれて、とりいそぎの実装完了。最尤方程式を解く部分は改良の余地があるけど、とりいそぎ解は出た。で、結果は‥いまのところものすごくすばらしい!っす。うーむ、さすがE先生だなぁ。あとは細かくパフォーマンス評価すればOK!ちょうどskype で呼ばれたので今日のところはぼちぼち帰ろう。もうちょっとやりたいところだけどね。ところでGSL のいいところは色々な分布関数があるところかも。数学関数の実装ってあまり考えないで書くと桁落ちしたりで思わぬ落とし穴が結構あるので、下手に書くくらいならこういうのを使ってみるのがよいのだなー。実装の中身は明日チェックしよう。
  • 21:10 追記。あー今日も論文読まなかったな‥。1日のうち、何時間かは論文読みにあてないといつまでたっても読めないな。これも明日からやってみよう。