論文モード(現実逃避)

よくまあ凝りもせずに書き続けるもんだと我ながら思いますが.まぁ嫌いだったら出来ないと思うので,きっとこの作業は好きなんでしょうね.毎度これは非常に良い出来だと思えるくらいには仕事をするんですが,なかなかトップカンファレンスには届かないです.最近はまずまずの業績も出きてきたのは良かったのですが,さらに先を目指したいところです.正直そこに辿り着くには実力不足なんだとは思いますが,査読報告を見る限りはあとはちょっとした差じゃないかなぁという感触もぼちぼち持ってきていたりします.そのちょっとした差を埋めるのが大変なんでしょうけどね.

研究において論文書きが目的になってはいけないのはその通りなんですが,最近は論文書きの締切ドリブンで仕事を進めるスタイルが身についてきたかもしれません.論文にまとめるには否が応でもまとまった仕事量が必要なので,ぼんやりとしていたアイディアをノートに書き起こし,数式をかくかあるいは実装して分析をやって,その意味を考えて,さらに必要な実装と分析をやって意味を考えて文章に起こして,…という一連の繰り返しをまとまった時間をかけてやると,アイディアが徐々に具体的な形になってくるのが実感できます.新たな課題も見えてきます.今年は(も)家族に不評をかいつつGWをほぼ丸々潰してその作業に仕向けました.出す前に弱気になっているわけでもないのですが,今回も出し先は難しいところなのでまぁ厳しい戦いだと思います.登録番号を見る限り今年は例年以上に競争率が激しそうな予感です.締切は来週の月曜なので,それまでは睡眠不足との戦いです…そしてこんな時に限って色々やることが多かったりするもんですね.