ミルウォーキー訪問

あとで書くではなく、かもにしているのが弱いですが、せっかく写真も沢山撮ったので後からちゃんと更新できればと思います。ミラービール工場でビールを飲むのが主目的だったので、バスで行きました。長距離バスはとても快適だったのですが、ミルウォーキー市内のバスはマディソンと違って時間通りに運行しないので、炎天下の中、とても長い時間待たされました。が、そのおかげもあってビールは死ぬほどうまかったです。普段家ではミラーライトを飲んでますが、これは30缶が15ドルとかで売ってたりして、発泡酒よりもよっぽど安いくらいです。工場見学後の試飲では合計4種類のビールが飲めたのですが、ICE というのが味合いなかなか深かったです。あとはミルウォーキー美術館に行ったのですが、常設の展示はちょっと期待はずれでした。が、特別展示のカミーユピサロの展示がとても良かったです。印象派の先駆けの人らしいのですが、印象派はモネとセザンヌ以外の画家はまとまった作品を見た事がなかったので、色々と勉強になりました。同じモチーフ(坂とか光と影とか道の両端の木とか湖など)を色々と構成を変えながら生涯書き続けて行く様子や、生涯にわたっての基本的なモチーフである農村の風景の中に、近代化にともなって絵の中に工場の煙突や煙が現れたりするのがとても興味深かったです。モネと互いに影響を及ぼし合ったというだけあってかなり近い作風で描かれた湖の絵(非常に淡い紫色と青とピンクのタッチで描かれたもの)があるのですが、その湖にモネの絵にはおそらくなかったと思われる(少なくとも自分は見た事はない)煙突と煙が書かれているのが面白かったです。