フリスビー

公園に行くと、必ずと言っていいほどやっている人がいるので、なんとなく興味を持ったのだけど、中にはめちゃくちゃうまい人達がいて、ものすごい遠い距離を軽々と、かつものすごく優雅にフリスビーを投げている。それだけではなくて、普通のバックハンド(というのか?)タイプだけじゃなく、フォアハンドで投げたり、乏しい文書表現力では形容できないような仕方で上段からえいやと投げてみたり、さらには途中でバウンドさせて投げたりしている。その様子をみていたらものすごく自分もやってみたくなり、ネットを調べたり、スポーツ店に行ってフリースタイル用のフリスビーを買ってみたりした。どのディスクがいいかよくわからなかったのだけど、フリスビーの商標登録を持っているWham-O社のにした。製品名が通称になっているのはジッポみたいなもんか。一般的にはフライングディスクというらしい。しかしフリスビーっていうのはものすごく奥が深くて、単に公園とかビーチで投げているだけじゃなく、犬にとってこさせるのもあるし(の場合、表面が布でできてたりするやわらかいディスクを使う)、ディスクゴルフというフリスビー(しかも長距離用とか短距離用とかでドライバー!の使い分けまで確立している)もあったり、アルティメットというラグビーみたいなスポーツもあり、フリースタイルという股の下からフリスビーを投げたり、ものすごく近距離の相手にゆっくりとした軌跡で超高速回転のフリスビーを投げて相手はそれを人差し指でまわしながらとる、みたいな妙技を競うスポーツもある。こんなのはまったく知らなかった・・・。で、早速嫁さんと公園で練習をしているのだけど、これがまた面白い!youtube で探したチュートリアルなんかを参考に投げてみたところ、今までは腕で投げようとしていたのだけど、実はフリスビーは手首で投げるということがよくわかった。とにかく回転させて平行に投げることが大事。とはわかっているけど、距離が長くなるとどうしても腕をぶん回してしまい、ディスクがぶれてしまう。今日同部屋のM君とそのお友達D君とだべっていたら、D君がマイクロソフトのロゴが入ったソフトタイプの小さなフリスビーを持っていたので、フリスビーやるの?と聞いたら二人ともわりとやるみたいで、M君はフォアハンドもバウンドもできるらしい。D君はディスクゴルフをやったことあるとのこと。身近なところで競技人口が増えるところをみてもフリスビーファンの層の厚さを感じさせる。今度指南してもらうことを約束し、今日も嫁さんと練習に励んだ。その公園は家からも歩いていけるところなのだけど、すぐ横に大きな湖があって、夕焼けがとてもきれいなすばらしい公園で、湖をバックにフリスビーをするのはなかなか贅沢でとても楽しいもんです。帰国するまでには一通りの技ができるようになって帰りたいなぁ。ちなみに写真はデジイチで撮影したもの。まだ使いこなせてないのだけど、ものすごくきれいに撮影できますな。